メッセージ

安倍正典から皆さまへ

「生きる」とは

いつの間にか、団塊の世代の先駆け的年齢に達しようとしているこの時、「生きる」ことについて考えるのは、手遅れかもしれませんが、過去を振り返り想いを述べてみます。

幼少時代、何不自由なく育っていたと思っていたのは私だけで、父のたった1回の選挙で多額の借金ができ、「給食費」が払えない時代があったこと、またその借金を返済するのに父母が働きながら20年近くの歳月を費やし、少しずつお金を貯めては債権者に支払いし、完済した事も知りませんでした。

私の小学校時代の唯一の楽しみは、映画全盛期の頃であり、父母と一緒に多くの映画(とくに洋画)を見たことです。これが私の人間形成にとって特別な役割を果たし、多くのことを学びました。

中学・高校時代は、何の問題もなく通り過ぎていきましたが、大学入学後、学園紛争が勃発、20歳の時に父が亡くなったこともあり、途中でリタイアして故郷に帰りました。

こちらに帰ってからは、田舎の慣習になじめず、都会のスタイルで生活していました。どこの「不良」かと思われることもありましたが、「自分の人生は自分のもの」という精神で、心のままに「生きる」ことこそが、豊かな生涯を過ごしたということになるのではないか、と考えこれまで生きてきました。

こんな私でも父母の遺志を継いで政治家の道を歩み続けています。
ひとえに多数の方々の支えを受け、何度となく助けていただいたことがあってこそです。
皆さまに心より感謝いたします。

安倍正典は、「世界で一番の幸せ者」です。合掌。